旅のしおり/ travel bookmarks
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阿寒湖エリア / DATE 2019.09.12
釧路の魅力を探る
釧路港は1969年から9年間水場げ日本一を誇った歴史があります。それは、排他的経済水域が定められるまでの話。1967年には外国貿易高が初めて年間100億円を突破し、釧路港には外国船がひしめいていました。その頃から世界を巡る船乗りたちの間でまことしやかに囁かれていたことがあります。「釧路はマニラ、バリ島と並ぶ世界三大夕日だ」と。バリは七色に輝くサンセットで有名なリゾート地。それに並び立つ釧路のサンセットの魅力を余すことなく紹介します。
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函館・大沼エリア / DATE 2019.08.29
みなみ北海道の歴史を訪ねて
幻想的な大沼の風景を作り出す最初のキッカケは、3~5万年前の大噴火。駒ヶ岳は山頂の3分の1が崩落し、現在の剣ケ峯となります。噴火の泥流は裾野の河川をせき止めて大きな沼を形成し、崩落した山頂部は後の浮島となって辺りに散り散りに。駒ヶ岳はその後、何度も噴火を繰り返し、大きな沼は少しずつ大沼・小沼・ジュンサイ沼に分かれ、現在の姿となりました。 北海道の名付け親でもある、松浦武四郎が大沼周辺を訪れたのは1845年。通り過ぎるだけの滞在でしたが、蝦夷日誌の中で「その風景は筆舌に尽くすことができないほどのものである。この地を東海道・東山道に置いたならば松島を凌ぐであろう」と書き残しています。1871年にはジュンサイ沼の畔に今はなき宮崎旅館が開業されました。
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阿寒湖エリア / DATE 2019.08.16
炭鉱の歴史を巡る情緒の秋。
紅葉美しい春採湖畔を走る、石炭を積んだ貨物列車。1925年から現在まで続く情景です。阿寒湖畔を含む釧路市は、国内で唯一坑内掘りの炭鉱が残る街。また国内でも有数の豊富な炭層を持つ地域です。かつては多くの炭鉱が栄えており、阿寒町にあった雄別炭鉱もそのひとつ。国立公園の指定を受けて温泉地として発展してきたこの阿寒には、炭鉱の姿もあったのです。石炭は基幹産業として釧路地域発展の礎を築き、今も続いています。今回は紅葉映える釧路地域の山々に息づく、炭鉱の歴史を辿ります。
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函館・大沼エリア / DATE 2019.07.25
函館で辿る 西洋式公園と自然公園のルーツ
今では当たり前に生活の傍にある公園。かつて日本では庭園という名で、主に鑑賞や思索などを目的とする私的なものとして存在してきました。今でいう公園が開設されたのは明治時代以降のこと。公園という概念は外国人によって持ち込まれ、外国人専用運動場として神戸に開設された外国人居留遊園が日本で最初の公園です。その後、太政官による布達が発された明治6年から明治20年頃までを公園創設期とすると、全国に開設された公園は約80ヶ所。函館公園は全国初のパートナーシップ公園として独自の運営を行っていきました。
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