artist鶴雅 ゆかりの作家たち
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地の物語を創作する人びと
私たちはこの地の歴史と文化、支援人や自然に対する畏敬の念を大切にしています。
鶴雅グループの各施設の館内には、古くから受け継がれてきた伝統美を表す、
アイヌ人の名工による木彫作品、
ウイルタ文様やアイヌ文様をモチーフにした館内デザインを取り入れています。
その職人の息吹を感じる作品はまるでアートギャラリーにいるかのような存在感。
訪れたお客様が感嘆の声をあげるほど、
写実的で力強い作品の数々や館内のデザインは、
私たちがお届けする地の魅力を物語っています。
彫刻家瀧口 政満 氏
時を超え、
時空を超えて
感じる風
Episode
若い頃に旅して阿寒のコタンで出会った、無心に熊を彫る青年。その姿にあこがれて、心の奥からわき上がる衝動のままやがて阿寒に移り住んだ瀧口政満氏。瀧口氏ご自身が「木がイメージを伝えてくれるのです」と言うように、木の曲り、こぶ、個性が作品の一部となって、唯一無二の作品が生まれます。 瀧口氏の作品には、どこか心温まる親密感があります。そこに吹く風を感じることができるでしょう。カムイによって与えられた木との対話が創り出す命、鼓動が聞こえるようです。
彫刻家 瀧口 政満 氏1941年 - 2017年
1941年2月18日満州奉天(現瀋陽)で生まれる。
阿寒湖畔を拠点に活動。
・ 個展、東京小田急デパート、東京日本橋高島屋などで数多く開催。
・ 鶴雅「森の美術館」、鄙の座など鶴雅グループに多くの作品収蔵展示。
彫刻家藤戸 竹喜 氏
イメージを生み出し、
新しい命を吹き込む
Episode
藤戸竹喜氏は、北海道の観光土産として知られる木彫り熊の制作から出発し、独学で彫刻の技を極めました。藤戸氏が創り出す世界、そこには動物たちの神聖な命が彫られています。生命の営みの一瞬を切り取ったような、動物たちの表情豊かな動き。それを一つの木から台座も含めてまるごと彫るのです。それは並の技術では為し得ないことは誰もが感じることではないでしょうか。藤戸氏は、自身が思い描くイメージを形にしているのです。そして向き合う木に新しい命を吹き込むのだと感じます。
彫刻家 藤戸 竹喜 氏1934年 - 2018年
1934年8月22日美幌町で生まれる。阿寒湖畔を拠点に活動。
・ 鶴雅「森の美術館」、鄙の座に作品を収蔵展示。数々の木彫り作品を制作、
絶滅したオオカミや熊、人物を写実に仕上げ全国にファンが多くいる。
アートディレクター岡部 泉 氏
北海道の
郷土力を求めて
Episode
鶴雅グループ各施設の設計、コンセプトや意匠デザイン、そしてグループ全体のトータルバランスを私たちとともに創造していただいている岡部泉氏。私たちの思いやアイディアを具現化していただき、これまで、各地の郷土力あふれる宿づくりに尽力していただいています。
株式会社太極舎
イエローデータ
代表取締役社長
岡部 泉 氏
・ アートディレクター
日本の文化のすばらしさをデザインを通して表現するために、様々な商品や空間のアートディレクションを行う。
・一般社団法人 日本のこころ Soul of Japan 理事
・特定非営利財団 ソウルオブ東北 代表理事